Roll-a-ball の制作(5) PlayerにInput Systemを設定する

Unity公式サイトのチュートリアルに沿って、

Roll a ball というサンプルゲームを制作する5回目です。

 

前回は、Unityの物理演算の機能であるRigidBodyの設定をしました。

 

今回は、入力を受け付けられるようにInputSystemを設定します。

 

Input Systemのインストール

最初にPlayerをキーボードで操作できるように、Input Systemを設定します。
この時点ではUnityには、Input Systemの機能はインストールされていないので、
新しくUnityエディタ上でインストールします。

メニューバーの「ウィンドウ」 → Package Manager を選択

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Package Managerのポッポアップウインドウが出るので、
「すべてのパッケージ」が選択されている状態で、下にスクロール
 ↓
Input Systemを選択して Installします。

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これで、UnityエディタにInput Systemのパッケージが追加されます。

※Input Sytemのパッケージをインストール中に、以下のような注意が出て着ることがあります。
新しいInput Systemを有効にするためYesを選択しておきます。
 → Yesを選択するとUnityエディタが再起動されます。

 

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Input Systemを有効にする

インストールしたInput Systemを有効にします。

メニューバーの「ビルド設定」
アーキテクチャより  → x86 を x86_x64 に変更

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Unityエディタが再起動します。

Player Input のコンポーネントを追加します。

前回のRigidbodyの追加の時と同様に、
インスペクターからコンポーネントを追加 → Player Inputと入力して選択
インスペクタにPlayer Inputのプロパティが追加されます。

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Input Actionを定義する

次にPlayerオブジェクトに、入力がされたときの動作を定義する必要があるのですが、
Input Systemにはデフォルトでテンプレートが用意されているのでこれを利用します。

インスペクターのPlayer Inputプロパティより Create Actionを選択
 ↓
エクスプローラーウインドウが現れるので → Inputという名前でフォルダを作成
 ↓
作成したInputフォルダの下に、InputActionsという名前で保存します。

 

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今回はここまでです。

次回は、作成した inputactionsにスクリプトでPlayerオブジェクトの動作を記述していきます。

#Unity#Unityチュートリアル#物理演算#Rigidbody